会社概要
会社名 | 株式会社 北野製作所 | |
住 所 | 〒 560-0003 大阪府豊中市東豊中町3-24-8 TEL : 06 ( 6848) 3174 FAX : 06 ( 6848) 3174 |
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創 業 |
昭和37年12月 |
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設 立 |
昭和47年7月 |
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代表取締役 |
北野 藤次郎 |
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事業内容 | カスタムドラムの製作・販売 弦楽器パーツの製造・販売 チタン・ステンレス加工等 |
ドラム製作ポリシー
「北野製作所の歴史」 |
1962年からステンレス鋼を主体としたプラント機器の設計・製作を開始し、その後チタンの用途開発を行い、主に化学薬品の貯蔵槽、半導体製造設備用機器等、チタンを使用したあらゆるプラント機器を数多く製作してきました。 そして、膨大なチタン製品加工の経験から得られた「確固とした最高レベルの技術力」をドラム製造に応用し、1986年にチタンドラムを発表。日本国内のドラマー、ドラム業界に新たなる提案を掲げ、多数のドラマーに絶大な信頼を得る事ができました。以降ステンレスシェル・アルミニウムシェル・ブラスシェル・りん青銅シェル等も発表し、着実にアイテム数を増やし続け、現在ではレギュラーアイテムだけでもその総合計は280を超え、さらに拡がり続けようとしています。また私たちは、レギュラーアイテム以外にもドラマーの好みに応じたサイズやパーツ製品を製作できる柔軟な対応力と技術力を活かし、アーティストリレーションも重視しているドラムメーカーです。 そしてドラムシェル製造のみにとどまらず、チタンの持つ未知なるポテンシャルを様々なパーツにも活かしてきました。銘器とも言える「チタンシャフトビーター」「チタンハイハットロッド&クラッチ」や「チタンフープ」を筆頭に、弦楽器の分野ではバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス用の「チタンエンドピン」「チタンテールピース」「チタンケーブル」等のアクセサリーパーツをも製造し、完成されたオーケストラの楽器に最高の響きを与えることにも貢献しております。 |
「北野製作所のドラム製作のコンセプト」 |
現在、アメリカ、ヨーロッパ、アジアと世界のあらゆる国に数多くのドラムメーカーが存在し、日々新しいアイデアに基づいたドラムやハードウェア類が発表され続けています。そのメーカーの大多数は金属素材もシェル素材としてスネアドラム等には使用していますが、ドラムのシェル素材としてはやはり「ウッド」を中心にラインナップされていると思います。なぜならば、各メーカーは木材に関係する知識や、ウッドを使ったドラムシェル製造の長年に渡る経験からなるデータを豊富に持ち、素材としての木材をどのように加工したらばドラムに一番適しているかを常に考え、アーティストリレーションを繰り返しドラム製造にチャレンジしているからでしょう。 さて一方、北野製作所のドラム製作のコンセプトはと言うと、ドラムシェルの素材として「ウッド」をメインに捉えているのでなく、ご承知のとうりチタンやアルミニウム、ステンレス、ブラス等の「金属素材」をメインのシェル素材として考えています。なぜならば、木材をシェル素材として扱っているメーカーと同様に、私たちにも金属素材に関係する知識や、数多くのプラント機器の設計・製作等で培ってきた加工技術の経験から膨大なデータを保有している事実があり、金属素材の加工が北野製作所の専門分野であるからです。そして世界的に見ても高度なレベルの加工技術をドラム製作に応用する事によって今までに存在しえなかったドラムを製作する事が可能になり、大勢のドラマーに私たちの新しいコンセプトのドラムを理解していただき提供していく事こそが北野製作所の使命と考えているからに他なりません。 |
「通常の金属スネアとの相違点」 |
普通、金属シェルのスネアの多くは真円を保つ為にその中央部分に凹凸の加工をして金属の強化を図っている。しかし北野製作所にはそのような凹凸は見当たらない。ステンレスや柔らかいアルミニウム・ブラス・コパーに至っても同じで、金属素材を熟知し、金属素材加工のスペシャリストとしてのKITANOの技術力の高さを垣間見る事ができる点でもある。 |